未だに監督としても頑張ってるクリント・イーストウッド!
注)以下、ネタバレだらけです!
【あらすじ】
ケリー二等兵(クリント・イーストウッド)の小隊はビッグジョー曹長(テリー・サバラス」に率いられ、ノルマンディー上陸作戦以来貧乏くじをひき続けています。
そんな折、ケリーは捕虜のドイツ軍情報将校から、最前線の銀行に大量の金塊があると聞かされ、強奪する計画を立てるのです。
丁度良く上司は休暇中、小隊は主計軍曹やフリー(?)の戦車隊長を巻き込んで、次々と戦線を突破して金塊へ向かいます。
無線傍受でそれを知った少将は金塊の為とはつゆ知らず、感激・奮発して自分も出撃するのでした。
【感想】
クリント・イーストウッドってマカロニウエスタン出身ですから、この作品も何だか楽しかったでしょうね。(クリント・イーストウッドの出演作は、日本の黒澤の「用心棒」をパクった「荒野の用心棒」。この為か、監督(=セルジオ・レオーネ)、音楽(=エンニオ・モリコーネ)等主要人物達は偽名を使っていたそうです。今考えたらすごいメンバーですけど。なお「荒野の用心棒」は素人が見ても黒澤のパクリだって分かります。ソックリなんだもの!)
ドナルド・サザーランド、クリント・イーストウッド、テリー・サバラスは
銀行を守るタイガー戦車の前に姿を現し、
ドイツ兵にその主砲で銀行の玄関を吹き飛ばすよう頼む!?
ドナルド・サザーランドの「どこかきれてる」印象は、これ以来でしょう。
クリント・イーストウッドは、「荒野の用心棒」が大ヒットしたのを当時は知らなかったそうです。
私の同級生は、少しでも早く「荒野の用心棒」を見たくて隣町まで自転車で通ってました。
全部で10回以上見たって!
2019.10. ................ 傑作映画館の目次ページへ